「久世光彦 マイ・ラスト・ソング2016~歌謡曲が街を照らした時代~」
末期の刻に1曲だけ聴くことができたら、あなたはどんな歌を選ぶか--。

久世光彦が残した123篇ものエッセイに綴られた歌への想いを、小泉今日子の朗読と、浜田真理子のピアノ弾き語りで伝えるライブが開催されます。

「マイ・ラスト・ソング」は今は亡き久世光彦さんが、生涯を通して出会った忘れ得ぬ歌の数々を
1992年から2006年までの14年間に渡って書き綴ったエッセイです。
それらの珠玉のエッセイを女優の小泉今日子が丁寧に読み、恩師・久世光彦について語り、
シンガー&ソングライターの浜田真理子がピアノを弾いて歌います。
その時、3人の表現者のそれぞれの想いは時空を超えて交錯し、現在が過去になり、過去が未来になり、
奇跡の瞬間が現出することになるのです。
(「マイ・ラスト・ソング」構成・演出/佐藤 剛)

2008年にスタートした本公演は、歌に呼び起こされる記憶、歌の生まれた時代の空気、歌を作った人間の物語を描いた久世ワールドを、ライブで表現していくシリーズとなっています。 8年目を迎えた今回はテレビと歌謡曲の蜜月だった時代をテーマにお届けします。

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「久世光彦 マイ・ラスト・ソング2016~歌謡曲が街を照らした時代~」
■日時:
2016年5月6日(金) 開場18:30 開演19:00
2016年5月9日(月) 開場18:30 開演19:00
■場所:三越劇場 日本橋三越本店 本館6階 (東京都中央区日本橋室町1-4-1)
■出演者:浜田真理子(歌・ピアノ) 小泉今日子(朗読)
■Text:久世光彦

■構成・演出:佐藤剛
■特別協力: 久世朋子
■主催:NPO法人ミュージックソムリエ協会
■企画制作:明後日/ファイブディー・ラボ
■料金:7,000円(全席指定・税込・パンフレット16頁付)
※未就学児入場不可・パンフレットは当日ご入場の際に入り口にてお渡しいたします。
■お問い合わせ:サンライズプロモーション東京 0570-00-3337(10:00~18:00)
■プレイガイド
チケットぴあ http://t.pia.jp/ 0570-02-9999 (Pコード:291-274)
ローソンチケット http://l-tike.com/ 0570-000-777(音声対応 ) 0570-084-003(Lコード:73329)
e+(イープラス) http://eplus.jp/

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【同時開催】
■「昭和のスターとアイドル展」5月3日(火・祝)~9日(月) 日本橋三越本店 新館7階ギャラリー
多数の貴重な資料により昭和歌謡曲の魅力を伝える展示会が開かれます。
[一般・大学生800円(税込)、高校・中学生600円(税込)、小学生以下無料] ■「歌謡NABEコンサート」 5月6日(金) 13:30開場/14:00 開演 [3,000円(全席指定・税込)]
■「歌謡NABEライブ/その他フリーライブ」 5月3日(火・祝)~9日(月)日本橋三越本店本館屋上ステージ無料

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【プロフィール】

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■小泉今日子(こいずみきょうこ)
1966年、神奈川県生まれ。16歳でアイドル歌手としてデビュー。その後、抜群のキャラクターと卓越したセンスで枠にとらわれない活躍をみせ、テレビドラマや舞台、映画などで圧倒的な魅力を放つ。気鋭の監督やクリエイターに出演を熱望されることも多く、時代を反映する話題の作品や数々の傑作に参加するなど時代をリードするアーティストとし、またエッセイや書評など様々な表現分野でも活躍。その生き方も含めて幅広い世代から支持されている。久世光彦演出の出演ドラマとしては1983年~2003年にかけて「あとは寝るだけ」をはじめ多数出演、「センセイの鞄」(文化庁芸術祭優秀賞)においては03年度文化庁芸術選奨・新人賞を受賞する。 2015年に10年間にわたり読売新聞に掲載された書評を収録した『小泉今日子 書評集』が出版されベストセラーとなる。


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■浜田真理子(はまだ まりこ)
1964年出雲市生まれ、松江市在住。'98年暮れ1stアルバム『mariko』をリリース。
'02年10月に2ndアルバム『あなたへ』をリリース。'03年12月廣木隆一監督、寺島しのぶ主演映画「ヴァイブレータ」にて「あなたへ」が挿入歌となる。'04年7月MBS・TBS系ドキュメンタリー番組「情熱大陸」に出演。 ’06年大友良英プロデュースにより3作目「夜も昼も」をリリース。地元島根を舞台にした錦織良成監督映画「うん、何?」('08年5月公開)にて音楽を担当する。'08年11月世田谷パブリックシアターにて、演出家久世光彦のエッセイ「マイ・ラスト・ソング」を題材にした音楽舞台で女優小泉今日子(朗読)と共演。'09年3月NHKドラマスペシャル「白洲次郎」にて『しゃれこうべと大砲』が挿入歌に起用される。'09年4作目となる『うたかた』をリリース。'11年資生堂アースケアプロジェクトCMに『LOVE YOU LONG』を書き下ろす。
'12年8月プロジェクトFukushima!のイベントを松江、郡山で開催。’13年4月より福島や原発についての勉強会「スクールMARIKO」を松江でスタートさせる。 '13年5作目となるアルバム『But Beautiful』をリリース。’14年9年ぶりのライブ盤『Live.La solitude』をリリース。11月初のエッセイ本「胸の小箱」を出版。’15年11月みづからの責任編集による「浜田真理子マガジン~ミモココロモ」創刊。

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■久世光彦(くぜてるひこ)
1935年、東京都生まれ。富山県富山市で育ち、東京大学文学部美術学科卒業後、ラジオ東京(現・TBS)に入社。演出家・プロデューサーとして「時間ですよ」「寺内貫太郎一家」「悪魔のようなあいつ」「ムー一族」など、テレビ史に残る数多くのテレビドラマを手がけた。向田邦子原作によるドラマ「女正月」「わが母の教えたまいし」「思い出トランプ」「終わりのない童話」「あ・うん」など、多くの名作を残す。一方で、映画監督や舞台演出、脚本、エッセイ、小説の執筆など活動範囲を広げる。『蝶とヒットラー』(第3回Bunkamuraドゥマゴ文学賞)、『一九三四年冬―乱歩』(第7回山本周五郎賞)、『蕭々館日緑』(第29回泉鏡花文学賞)などの著作がある。 2006年、虚血性心不全のため都内の自宅で死去。