ミュージックソムリエ協会blog

シチュエーション別の音楽や、ミュージックソムリエ協会の日々の活動状況などをお伝えします!

2015年09月

「本物の音楽」が持つ“繋がり”や“物語”を毎日コラム配信サイト“TAP the POP“にて
隔週月曜日、ミュージック・ソムリエによるコラムをお送りしています。ぜひご覧ください!

【誤解が街の噂になった二人のシルヴァー・アルバム~ダリル・ホール&ジョン・オーツ】
http://www.tapthepop.net/sommelier/35308

毎週日曜日OAのTBSラジオSound Bistro「ミュージックソムリエ」コーナー。
9/27は、ミュージックソムリエで、フリーアナウンサーの石井由紀子さんおすすめの1曲をご紹介します。
Sound Bistroは、本日最終回!是非お聞き下さい!!

9/20は、クラブDJで、HMV Record Shop渋谷のスタッフの長谷川賢司さんおすすめの
スチャラダパー「1212」をご紹介しました。

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TBSラジオSound Bistro
毎週日曜 19時~20時55分
http://www.tbsradio.jp/bistro/
番組は、全国12局ネットでOA中、radikoでもお楽しみ頂けます!
http://radiko.jp/

ミュージックソムリエ協会では、「こんな時に聴きたい音楽!」ということで、日常のヒトコマで、ふっと聴きたい音楽を選曲しました。選曲はすべて、ミュージックソムリエによるもの。

秋から冬の風物詩となった、コンビニおでん。実は、一番売れるのは9月から10月の秋口だと言われているそうです。夜になるとグッと冷え込むようになった今日この頃。おでんの誘惑をさらに強くする曲を選びました。

1.Passage山崎まさよし


朝晩の空気がややひんやりしてきた初秋、コンビニのおでんコーナーに心惹かれる季節になりました。

山崎まさよしの9枚目のシングルであるこの曲は、199910月にリリースされました。まさにこれからの時期にピッタリです!

仕事を終え、クタクタになりながら歩く帰り道、途中にあるいつものコンビニの灯りにホッとして、つい寄り道。温かいおでんの湯気を見つめていると、店内から流れてくるのがこの曲だったら、ちょっと泣けるな・・・と思います。柔らかく心に沁み入る歌声、優しいアコギの音色、決して押し付けがましく無いそっと応援してくれる歌詞・・・。まるで庶民のミカタのような、とても身近に感じられる曲です。

ちょっぴり物悲しくなるこの季節に、一瞬気持ちをほっこりさせてくれる小さな幸せ、コンビニおでんと共にこの曲をぜひ

(選曲・文 高原千紘) 


2. 「夜学のロマンス」/町あかり


おでん。昭和の代表格の食べ物と言っても過言ではない存在です。そんな食べ物に似合うのは、現代に生きる昭和娘の音楽ではないでしょうか。町あかりは、1991年生まれのシンガーソングライター。作詞作曲からプロデュースまで、自分でやってしまう才媛です。

「夜学のロマンス」の軽妙なエレクトロ音が、スーパーやコンビニで流れていそうな、妙にポップなBGMを思い出させます。でも、よく歌詞を聴いてみると、毒々しい・・・。「先輩に食べられる」と言ったニュアンスの歌詞を聴いて苦笑いしつつ、私は先輩よりも「おでんが食べたい」と、大根とちくわぶをレジで注文してしまいそうです。

(選曲・文/石井由紀子) 


3.「東京」くるり


家族団らんには、家庭のお鍋にあったかいおでんが用意されるのですが、一人暮らしにはそうもいきません。頬に触れる風が少し冷たく感じたら、人肌恋しい季節。ひとりの寂しさがちょっぴり身にしみます。せめてコンビニのおでんで身も心もあったまって冬に備えたい。

くるりの1998年のメジャーデビュー曲「東京」は、ひとり故郷から東京に出てきた若者の寂しさを歌っています。昔から東京へ出てきた若者の歌はいろいろありますが、この歌はまさに平成の時代。

コンビニでおでんを売るようになってから、屋台のおでん屋を見かけなくなりました。コンビニおでんは平成の時代を感じます。

ちなみに関西ではおでんのことを関東煮と言います。

(選曲・文/阪口マサコ)


4.かげぼうし/いきものがかり


秋になると私はいきものがかりの音楽を聴きたくなります。このグループには色々な楽曲がありますが、日本調の切ないメロディーに吉岡聖恵の温かいボーカルが、夕焼けや紅葉が彩るオレンジの色とすごくマッチしているような気がしてならないんですよね。特にシングルではないアルバムのみの収録曲だと、そういったタイプの楽曲が必ず入っているような印象があります。

今回紹介するのは「かげぼうし」。200812月に発売されたアルバム『My song Your song』の5曲目に収録されている曲です。この曲は一つ一つの光景と人間模様を実に丁寧に描いたナンバー。曲中で繰り広げられる、おだやかで温かい雰囲気は、ちょっとばかり住宅が並ぶ、ごく日常の穏やかなシチュエーションにピッタリ合うように思いますね。その風景の中にコンビニがあって、そこでおでんを頬張る姿は実に自然なシチュエーションといえるでしょう。

(選曲・文/Kersee 


5. Home Sweet HomeYUKI


夕方から夜にかけて、ぐっと気温が低くなるこの季節。
YUKIの優しくも、どこか儚い歌声を聴きながら帰路を急ぐと、少し切ない気持ちになります。夜道にふっと浮かび上がるように、優しい光を放つコンビニ。レジ横で湯気をたてるおでんは、切ない気持ちを優しく包んでくれることでしょう。

Home Sweet Home」は、2005年に発売された、YUKI3rdアルバム『JOY』のラストを飾る曲です。YUKIの歌声に耳を傾けつつ、出汁の利いた厚揚げにかぶりつくと、心がほっとしそうです。じんわりとした温かさが、心に沁み渡ることでしょう。

(選曲・文/石井由紀子)

 

 

 

編集:吉川さやか

出典:ミュージックソムリエ協会staff blog

ミュージックソムリエ養成講座

鈴木健士(NPO法人ミュージックソムリエ協会 理事長 シンコーミュージック刊『音楽業界 金のバイブル』にてインタビュー掲載  

  

毎週日曜日OAのTBSラジオSound Bistro「ミュージックソムリエ」コーナー。
9/20は、クラブDJで、HMV Record Shop渋谷のスタッフの長谷川賢司さんおすすめの1曲をご紹介します。

9/13は、ミュージックソムリエで、フリーアナウンサーの石井由紀子さんおすすめ、
cero「Obscure Ride」をご紹介しました。

soundbistro_s


TBSラジオSound Bistro
毎週日曜 19時~20時55分
http://www.tbsradio.jp/bistro/
番組は、全国12局ネットでOA中、
radikoでもお楽しみ頂けます!
http://radiko.jp/

※9/20は、TBSラジオでは、20時までの凝縮放送。
20時~20時55分の放送をお聞きになりたい方は、
radiko.jpプレミアムで、お楽しみください。

 ミュージックソムリエ協会では、
「こんな時に聴きたい音楽!」ということで、日常のヒトコマで、
ふっと聴きたい音楽を選曲しました。
選曲はすべて、ミュージックソムリエによるもの。 

皆さんは食べるのがお好きですか?わたしは大好きですし、いつも腹ペコです。
秋だからでしょうか?いえいえ、それがサンマやキノコが
美味しいこの季節であろうとなかろうと、一年中ですよ。

そんな訳で今回は聴いて楽しく、
食事の席でエピソードを話してもウケる、
音楽ジャンルを飛び越えた「食」に関連する名曲たちを
コース仕立てでご紹介します。

1.「本日のスープ」/大泉洋 with STARDUST REVUE

 

実は柔らかな唄声を持つ大泉洋と、STARDUST REVUE根本要のシャープな唄声が溶け込んだ
このスープは、ぽかぽか成分たっぷりのサウンドとなっております。
北海道のラジオ番組の企画から生まれたこの曲は、優しいスープソングに仕上がりました。
冷めないうちにお召し上がりください。


2.「ジャンバラヤ」/ハンク・ウィリアムス

 
ジャンバラヤは、パエリアを起源に持つケイジャン料理。
米と肉、野菜をピリ辛スパイスで作る炊き込みご飯です。個人的にはデニーズのジャンバラヤも好きでした。
この楽曲はカーペンターズがヒットさせたことで有名ですが、
「カントリーの巨人」本家ハンク・ウィリアムスの方が
陽気でワイルドなアメリカ南部のケイジャン感があり、この料理をイメージできませんか。

3.「Cheese "PIZZA"」/JUDY AND MARY


 とろけるチーズのようなYUKIのボーカル、パリパリな薄手のクリスピ―生地のような楽曲アレンジ、
JUDY AND MARYの5枚目のシングルをお届けします。
この曲の魅力は、何と言っても2番Aメロ。ウンダビドゥダビトゥパッパットゥルー・・・
意味は分かりませんが、ハッピーな香りに満ちています。


4.「メロンのためいき」/山瀬まみ 


デザートに冷たいメロンをどうぞ、
『新婚さんいらっしゃい!』でお馴染み山瀬まみ、1986年のデビュー曲です。

80年代アイドルソングの最強ライン、松本隆と松任谷由実による、
ちょっぴり切ない都会のサウンド。
まだ熟れる前のみずみずしくも固さ残るフレッシュさで耳を潤しましょう。


5.「おしゃべりはやめて、お静かに BWV.211」/J.S.バッハ


お腹いっぱい食べて、めいっぱい騒いだ後は、少しゆったりと落ち着くもの。
J.S.バッハ作曲のこの曲の別名は「コーヒー・カンタータ」。
コーヒーが大好き過ぎる娘と、そんな娘に頭を痛める父との掛け合いの喜劇です。
この喜劇の中でコーヒーを「千回のキスより甘く、ワインよりも柔らか」と表現しています。
バロック音楽という名の優雅で気品ある温かいコーヒーでほっと一息つきましょう。


おかわり.「ベジータ様のお料理地獄!!〜お好み焼きの巻〜」/ベジータ(堀川りょう)  

まだ食べ足りないという欲張りのあなたには、戦闘民族の王子様からお仕置きです。
ラジオ体操アレンジのピアノ伴奏と、不釣り合いにエッジの効いたリズムループに乗せて
お届けするのは、ベジータ様によるお好み焼きのレシピ。
お調子者で憎めないクリリンの合いの手コーラスが、有り難くもイラッときます。
作曲は冬の定番曲「Choo Choo TRAIN」のアレンジも手がけた岩崎文紀。
この曲のように2枚目キャラを3枚目に落とす愛ある毒で、
キャラクターの個性や魅力を惹き出すアイディアには脱帽です。

(選曲・文/酒井 康平)


編集:吉川さやか
鈴木健士(NPO法人ミュージックソムリエ協会 理事長 シンコーミュージック刊『音楽業界 金のバイブル』にてインタビュー掲載 )

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