博報堂ケトルの原さんにお誘いいただいて、
下北沢B&Bにて「音楽業界で働くという事」を、現在ユニバーサルミュージックの新人発掘育成担当GREAT HUNTIGN部のプロデューサーの加茂啓太郎さんとトークイベントを行ってきました。
音大生向けに年に1回、音楽業界の就職の件で講演をしていますが一般の方向けに、しかも有料イベントで、しかも自分だけが話すのではなくって、EMI MUSIC時代の大先輩で尊敬してやまない加茂さんとのトークイベントなんて、もう本当に恐縮して....まぁお声かけたのはこちらですが.... 。
原さんの司会によって音楽業界ではどんな仕事があるかご紹介。
そして、加茂さん、私のそれぞれ音楽業界に関った経緯や何をしてきたかを簡単に紹介。
加茂さんは学生時代から色々ライターとしてもう稼いでおられたんですよね。
ウルフルズ、NUMBERGIRL、スーパーバタードッグ、フジファブリック、氣志團、加茂さんが発掘し手がけたアーティストは数多くいます。
その加茂さんが、発掘する際のポイントは「自分の想像を越えるモノを持っているかどうか」だそうです。氣志團なんて、なんだこれは!?という第一印象だったそう。
覚えている範囲で当日の内容を抜粋してお伝えします。Ustream放送もないので、本音でしゃべりましたので、表現も抑えてますし、全部は掲載してません。
Q:ここ数年で音楽業界で変わった事
加茂さん:レコーディング予算が減った事など。
売れるか売れないかわからないけどやってみる、という事が難しくなっている事。
吉川:情報量が多すぎて何を選んでいいかリスナーやユーザーがわからなくなってしまっている事。
Q:この業界で働いてよかったと思う事
吉川:CDを買って聴いみたお客さんが「本当に良かった」と、ライヴに来てくださったお客様が「心から感動した」と言葉にしたり涙ぐんだりキラキラ輝かせている顔を観る事が何事にも変えられないほどの一番の喜びであること。
加茂さん:お客様に喜んでいただく事が一番だし、自分が手がけたアーティストが売れる事。
Q:GREAT HUNTINGについて
加茂さん:だいたい音源が年間8.000くらい手元に来る。ワンコーラス聴くまでいったら、もう電話段階。
大体音源もらって週に3回位ライヴハウスに観に行くし、もうすでに人が集まっている以前の段階で観に行く。大抵イベントライヴだから、前のバンドの終わりくらいと次のバンドの最初の方は観てその時に偶然に出逢う才能も見逃さない。
Q:最近の音楽シーンについて
司会の原さんから:オリコンの年間シングルチャートとアルバムチャートについて思う事。
20以内は○○○48とジャニーズさんしかほとんどいない状況で。
加茂さん:ただ、○○○48の曲はチャート上位にならなければいけない使命があるから、コンペによって良い曲も集まってくる。
吉川:ただし、コンペの現状も問題視される事もある。コンペが悪いとは言わないけれど。
Q:CDショップ大賞について
吉川:今年度のノミネート作品について。数の論理で投票が多く集まるとそれだけ売れている作品もノミネートに反映される。
今年の始めにネットオタクが選ぶベスト150?が紹介されたけれども、CDショップ大賞が刺される立場になってきた。それはそれでそういう立場になるという事はメジャーになってきたという事でありがたい。
Q:音楽業界は今どのような人が求められているのか
加茂さん:音楽の他にプラスα持っている人、スポーツでも何でも構わないから。
吉川:加茂さんのおっしゃる通りだと思うし、音楽しか興味なければどこまでそれを突き詰められるか、自分しか出来ない分析や何か、を持つ事。
Q:音楽業界ってどうやって出世していくの?
加茂さん:やっぱりヒットを出す事ですかね。
吉川:会社の言う事を良く聞いて反抗しない人。
Q:今後の音楽業界どういう変化がありそう?
加茂さん;今は誰もその先が分からないんじゃないか。Spotifyが出て来て変わるのか、どうか。
吉川:加茂さんと同意見です。情報過多の時代にミュージックソムリエが果たす役割について。
Q:音楽業界に入る前にやっておいた方がいいこと
加茂さん:色んな事に興味を持つ事。
吉川:感性を磨く事。
Q:お二人の野望をお聞かせください。
加茂さん:特にはないけれど、今までのように良い新人を発掘していきたい。
吉川:野望はギラギラあります!加茂さんのような人が見つけてくる素晴らしいアーティストを色んな人に色んな手段で色んな場で伝えて行きたいし、ミュージックソムリエが活躍していく場を作っていきたい。
イベント後も音楽業界への就職を目指す学生さんの質問やミュージシャンの方の質問、CDショップにお勤めの方の質問など多数いただき、ありがたいなと思いました。
加茂さんのお話が聞けて私も嬉しかったですし楽しかったです。
加茂さんの著書「ミュージシャンになろう!」これは参考になります!
下北沢B&Bにて「音楽業界で働くという事」を、現在ユニバーサルミュージックの新人発掘育成担当GREAT HUNTIGN部のプロデューサーの加茂啓太郎さんとトークイベントを行ってきました。
音大生向けに年に1回、音楽業界の就職の件で講演をしていますが一般の方向けに、しかも有料イベントで、しかも自分だけが話すのではなくって、EMI MUSIC時代の大先輩で尊敬してやまない加茂さんとのトークイベントなんて、もう本当に恐縮して....まぁお声かけたのはこちらですが.... 。
原さんの司会によって音楽業界ではどんな仕事があるかご紹介。
そして、加茂さん、私のそれぞれ音楽業界に関った経緯や何をしてきたかを簡単に紹介。
加茂さんは学生時代から色々ライターとしてもう稼いでおられたんですよね。
ウルフルズ、NUMBERGIRL、スーパーバタードッグ、フジファブリック、氣志團、加茂さんが発掘し手がけたアーティストは数多くいます。
その加茂さんが、発掘する際のポイントは「自分の想像を越えるモノを持っているかどうか」だそうです。氣志團なんて、なんだこれは!?という第一印象だったそう。
覚えている範囲で当日の内容を抜粋してお伝えします。Ustream放送もないので、本音でしゃべりましたので、表現も抑えてますし、全部は掲載してません。
Q:ここ数年で音楽業界で変わった事
加茂さん:レコーディング予算が減った事など。
売れるか売れないかわからないけどやってみる、という事が難しくなっている事。
吉川:情報量が多すぎて何を選んでいいかリスナーやユーザーがわからなくなってしまっている事。
Q:この業界で働いてよかったと思う事
吉川:CDを買って聴いみたお客さんが「本当に良かった」と、ライヴに来てくださったお客様が「心から感動した」と言葉にしたり涙ぐんだりキラキラ輝かせている顔を観る事が何事にも変えられないほどの一番の喜びであること。
加茂さん:お客様に喜んでいただく事が一番だし、自分が手がけたアーティストが売れる事。
Q:GREAT HUNTINGについて
加茂さん:だいたい音源が年間8.000くらい手元に来る。ワンコーラス聴くまでいったら、もう電話段階。
大体音源もらって週に3回位ライヴハウスに観に行くし、もうすでに人が集まっている以前の段階で観に行く。大抵イベントライヴだから、前のバンドの終わりくらいと次のバンドの最初の方は観てその時に偶然に出逢う才能も見逃さない。
Q:最近の音楽シーンについて
司会の原さんから:オリコンの年間シングルチャートとアルバムチャートについて思う事。
20以内は○○○48とジャニーズさんしかほとんどいない状況で。
加茂さん:ただ、○○○48の曲はチャート上位にならなければいけない使命があるから、コンペによって良い曲も集まってくる。
吉川:ただし、コンペの現状も問題視される事もある。コンペが悪いとは言わないけれど。
Q:CDショップ大賞について
吉川:今年度のノミネート作品について。数の論理で投票が多く集まるとそれだけ売れている作品もノミネートに反映される。
今年の始めにネットオタクが選ぶベスト150?が紹介されたけれども、CDショップ大賞が刺される立場になってきた。それはそれでそういう立場になるという事はメジャーになってきたという事でありがたい。
Q:音楽業界は今どのような人が求められているのか
加茂さん:音楽の他にプラスα持っている人、スポーツでも何でも構わないから。
吉川:加茂さんのおっしゃる通りだと思うし、音楽しか興味なければどこまでそれを突き詰められるか、自分しか出来ない分析や何か、を持つ事。
Q:音楽業界ってどうやって出世していくの?
加茂さん:やっぱりヒットを出す事ですかね。
吉川:会社の言う事を良く聞いて反抗しない人。
Q:今後の音楽業界どういう変化がありそう?
加茂さん;今は誰もその先が分からないんじゃないか。Spotifyが出て来て変わるのか、どうか。
吉川:加茂さんと同意見です。情報過多の時代にミュージックソムリエが果たす役割について。
Q:音楽業界に入る前にやっておいた方がいいこと
加茂さん:色んな事に興味を持つ事。
吉川:感性を磨く事。
Q:お二人の野望をお聞かせください。
加茂さん:特にはないけれど、今までのように良い新人を発掘していきたい。
吉川:野望はギラギラあります!加茂さんのような人が見つけてくる素晴らしいアーティストを色んな人に色んな手段で色んな場で伝えて行きたいし、ミュージックソムリエが活躍していく場を作っていきたい。
イベント後も音楽業界への就職を目指す学生さんの質問やミュージシャンの方の質問、CDショップにお勤めの方の質問など多数いただき、ありがたいなと思いました。
加茂さんのお話が聞けて私も嬉しかったですし楽しかったです。
加茂さんの著書「ミュージシャンになろう!」これは参考になります!